現代社会を生き抜く術を考える

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大学期末試験の「持ち込み」とは?

大学の期末試験では「持ち込み」が可能な試験とそうでない試験がある。今回は持ち込みとは何なのかについて説明する。

「持ち込み可」とは何なのか?

 大学の期末試験には科目ごとに持ち込みの可否が設定されている。

持ち込みが可能な科目の場合、筆記用具などの試験を受けるために必須でないものを机の上に出した状態で試験を受けることができる。

持ち込みができる物は科目によって異なるため、いくつか例を挙げて説明する。

①全て持ち込み可

パソコンや携帯電話など、カンニングができてしまう物以外は全て持ち込むことができる。

 

②教科書もしくはノートのみ持ち込み可

授業の教科書として使われている参考書や自分で書き込んだノートを持ち込むことができる。

教科書を持ち込めるのだから余裕で問題を解けるのではないかと思う人もいるかもしれないが、それほど甘くはない。

教科書を見ただけでは解けない(授業で学んだ知識も必要)場合や、教科書をよく読みこんでいないと解けない場合が多いため、用語を覚えるなどの手間は多少省けるが、試験の難易度が著しく下がることは基本的にない。

③その他

簿記を始めとする計算が煩雑な科目の場合、電卓を持ち込むことが可能なことがある。

 

 

持ち込みが可能な試験=簡単ではない

学生の中には、「持ち込み可」の試験は余裕だととらえている人が多い。

確かに持ち込みができることで教科書やノートなどを参照できるため、よりスムーズに答案を書きあげることができるが、そもそも授業で取り上げた内容を理解していないといくら参考書が手元にあっても何を書けば良いか見当がつかないだろう。

持ち込みが可能であっても気を抜くことなく復習をすることが必要だ。