今回はインターネットに焦点を当てる。
インターネットは大変便利でいつでもどこでも利用することができるが、使い方によっては時間の無駄遣いとなってしまうこともしばしばである。
今回は友達がおらず、ついついインターネットに熱中してしまうであろう大学ぼっちに役立つネット利用法を取り上げる。
なおこの利用法は筆者自身の経験から導いたものである。
①ネットではなるべく論争に参加しない
ネット上ではしばしばさまざまな話題で論争が繰り広げられている。
掲示板や動画のコメント欄、ツイッターのリプライなど場所もさまざまである。
このような論争は現実世界で繰り広げられる議論と比べると、ほとんど自分にとって意味のないものであることがほとんどだ。
基本的にネット上での論争は自分のイデオロギーや好みなどをぶつけあうだけに終始することがほとんどであり、どちらかが折れるもしくは論争から撤退しない限りは論争そのものが終わることがないという特徴を持っていることが多い。
論争とは名ばかりでほとんど喧嘩のようなものも散見される。
自分の時間やエネルギーを無駄に消費してしまうだけでなく、わけもなくイライラして作業等に集中できなくなることもあるため、なるべく論争には参加しないことが賢明だ。
②自分とは異なる考えを持つ人が多くいることを自覚する
先ほどの内容と重複するところもあるが、ネット上にはさまざまな考えや好みを持つ人間が存在している。
たとえ同じ趣味(野球や鉄道、アニメなど)であっても人によって大きく嗜好が異なるということも珍しくはない。
ネット上で情報交換をしたりコミュニケーションを取る際は自分と正反対の考えの人がいることを意識することが大事である。
③ネット上での娯楽にのめり込みすぎることを避ける
ネット上には動画サイトやゲーム、SNSなどいくらでも時間をつぶせるコンテンツが揃っている。
そのようなコンテンツの中には満足感や充足感を得られるものも多いため、気づかずうちに没頭してしまうこともあるだろう。
大学での課題や試験勉強、アルバイト等と両立できているならば全く問題はないが、没頭しすぎて生活リズムが狂ったり、自分がやらなければならない課題を疎かにしてしまうことは避けねばならないだろう。
私の提案としては、ラジオ代わりで動画音声を聴きながらパソコンなどで作業に取り組むというのが良いやり方なのではないかと思う。
好きな投稿者の動画や生放送などを楽しみながら作業も行えるため、時間を有効活用できる。
④自分にとって都合の良い情報だけを仕入れることを避ける
インターネットで情報を調べたりコンテンツを楽しむ際は、自分の選択によってその情報やコンテンツを閲覧していると思っている人が多いだろう。
だがしかし最近のネットにはいたるところで人工知能技術が使われており、自分の潜在的な好みや閲覧傾向などに基づいてホームページやサービスがおすすめされることがある。
つまり自分の手で選んでいるように見えて、実はコンピュータに選ばされていることもあり得るのだ。
友達がいない大学ぼっちはこのトラップに嵌りがちである。
知らず知らずのうちに自分にとって耳障りが良い情報にしかアクセスせず、都合が悪い情報を全てシャットアウトしてしまうことになる。
これが進行してしまうと、自分の進路や勉学等に必要な情報の入手を遅らせてしまう可能性がある。
大学ぼっちは日頃から多少ストレスがあるとしても自分にとって必要だと思った情報を積極的に収集することが重要である。
⑤(番外)学生が使える特典を利用する
ネットで使えるサービスの中には学生であればお得に利用できるものが多くある。
例を挙げると、"GitHub"の"GitHub Education"というサービスは、学生であれば無料でさまざまなサービスを利用できるというものであり、ゲームを制作できるソフトウェア"Unity"など多彩なサービスにアクセスすることが可能になる。
この他にもさまざまな企業が学生向けのお得なプランを提供しているので、特にコンピュータを扱うことやエンジニア系に興味がある人は調べてみると良いだろう。
またこれは先程紹介したものとは趣向が全く異なるが、"Amazon Japan"では学生であればアマゾンプライムを通常よりも安い料金で利用できる"Prime Student"というプランを用意している。
プライムビデオ等を安く楽しみたい人に最適と言える。