現代社会を生き抜く術を考える

考察と日記を織り交ぜたブログです。

大学ぼっちとワクチン接種~1回目~

新型コロナウイルス感染症の流行が全国的に猛威を振るっているが、大学ぼっちである筆者は今月上旬に1回目の新型コロナウイルスワクチン(武田/モデルナ)を接種した。

 接種するまでの流れ、接種してからの副反応などについて分かったことを書きたいと思う。

 大学での職域接種について

ワクチンは筆者が通う大学で接種した。筆者が住む自治体で大規模接種を受けるという選択肢もあるのだが、予想よりもワクチンの手配が滞っており、いつになったら受けられるのかが不透明だったため、大学での職域接種を選んだ。

接種する日時の予約は大学が用意したポータルサイトで行った。他の学生たちの関心も高かったようで、予約開始からすぐに多くの枠が埋まった。

接種会場は筆者がコロナ禍前は毎日のように通っていた大学キャンパスであった。キャンパスの建物内に臨時の接種スペースが設けられ、多くの学生や教員などが集まっていたが、建物に入る人の数を制限したり、間隔を空けたりして「密」が作られないよう工夫が施されていた。

ワクチン接種の流れは非常にスムーズだった。会場に入ってからざっと30分程度で終わったのではないかと思う。

ワクチン接種による痛みはどの程度だったか?

私はほぼ毎年インフルエンザの予防接種を打っているのだが、新型コロナウイルスのワクチンはインフルのそれとは異なり、「筋肉注射」というやり方で接種が行われる。

「皮下注射」という仕組みが採用されているインフルエンザの予防接種は少しチクッとする程度で、それほど痛くはないし、私自身は注射に対する苦手意識もない。

ただ筋肉注射自体を経験したことはなかったので、いったいどれくらい痛いのだろうとビクビクしながら接種に臨んだ。

結論としては、痛みはほぼなかった。注射を打たれているという感覚だけだった。

ワクチンによる副反応

新型コロナウイルスワクチンは、副反応が出やすいことが知られている。免疫力が強い若者ほど反応が起きやすいそうであり、発熱や倦怠感、頭痛など、さまざまな症状が発現し得る。

私の場合は、接種してから1日が経った頃に、筋肉痛のような腕の痛みや、発熱といった症状が出た。症状は接種後2、3日が経過した頃には全て治まった。「モデルナアーム」と呼ばれる腕の腫れがなかった点は良かったが、腕が少し上がりにくいという違和感に加え微熱が出たため、接種した翌日はややしんどい状態だった。

2回目を打ったらどうするか?

 来月上旬にも2回目のワクチンを接種する予定だが、ワクチン接種が完了したらどうすれば良いのだろうか?

2回目の接種から2週間ほどが経過すればワクチンの効果が現れるため、新型コロナウイルス感染症に罹りにくくなり、仮に罹ったとしても重症化する可能性が大きく軽減されるはずだ。

だが、昨今の状況を見ていると、まだ安心できないように思う。最近では、感染力の強いデルタ型と呼ばれる変異株の流行が広がっており、ワクチンがデルタ型に対してどれだけの効果を発揮するのかはまだ不明確であるからだ。

ワクチンを接種しようとしまいと、感染症対策を続けることは重要だ。「ワクチンを打った=安全」と安直に考えず、今後も継続的に新しい生活様式に即した生活を行い、感染症の動向を見極めながら、旅行や外食などを解禁していくことを検討したい。