現代社会を生き抜く術を考える

考察と日記を織り交ぜたブログです。

首都圏の地の利を全く活かせなかった大学生活

私は現在首都圏の大学に通っていて、もうすぐ卒業することになっている。

大学受験の時には、私が今通う大学のほかに、とある地方都市にある大学にも合格していたから、どちらに進学しようか物凄く悩んだ覚えがある。

どちらの大学もレベルは同じくらいだったから、違いは「首都圏か地方か」しかなかった。

今思えば田舎出身の私なら地方都市の方が性に合っていたと思うのだが、私の地元は東京志向の人が多く、「高校を卒業したらとりあえず東京に行く」という考えが根付いていたため、今の大学を選ぶことになった。

首都圏にある大学の方が就職に強いから、という理由もあったかな。でも、私は首都圏の大学に通っているという「地の利」を全く活かせなかった。

新型コロナの影響で、2020年の就活から説明会も面接もほぼオンラインになった。最終面接だけは対面でやるという企業も結構あるから、首都圏に住んでいるメリットが全くないわけでもない。

でも、これなら地方都市でも問題なく就活ができたはず。それに、今の私はなぜか地方志向になっていて、東京近辺よりも札幌や名古屋といった地方都市で働きたいという思いが強くなっているのだ。

これじゃ首都圏に来た意味がないどころか、むしろ足かせになっているのでは・・・

というわけで、私は首都圏に移り住んできたメリットをほとんど享受できぬまま、大学生活を終えそうだ。

東京志向が強い地域に住む諸君は、周りに流されずに、「本当に東京に出なきゃいけないか?」「地方都市でも充分なんじゃないか?」と考えた上で進路を選んで欲しい。