現代社会を生き抜く術を考える

考察と日記を織り交ぜたブログです。

「無」内定式を開こう

今日は10月1日。今年も残すところあと3か月となった。

10月1日といえば、多くの企業で「内定式」が行われる日ということで知られている。つまり、10月を過ぎると就活で「成功」することはかなり難しくなってくる。

もちろん、私自身もまだ内定はない。

10月以降でも焦る必要ない!という声も耳にする。けれど、まともな労働条件で働ける大手企業の多くはもう今年度の採用活動を終えてしまっているのも事実。

あとはパッとしない企業や、労働条件が微妙な企業しかない。「残り物には福がある」のかもしれないが…

それに、ほとんど就活をしていない人や、最近就活を始めた人ならともかく、私のように数か月~1年以上就活をしていて内定がない人はより深刻だ。企業から内定をもらえることがなく、ひたすら「お祈り」だけされている。「選ばれない」状況が長く続いてしまっている。

というわけで、私を含めた10月になったのにもかかわらず内定がない人というのは、ある意味「選ばれた」人たちだと思う。この際、彼らを対象にした「無」内定式を開いてみてはどうか?

さまざまな事情で内定がない人たちというのは、ある意味特殊な人が多いのだと思う。たとえ現代社会で「使えない」認定をされていたとしても、他分野では日の目を見るかもしれない。

内定を獲得して、新社会人へと進んでいくのが理想的ではあるけど、それができない人も一定数いる。そして、そのような人の多くは孤独感を抱えていると思う。

だからこそ、「無」内定式を通して同じ境遇を持つ人同士の交流を増やし、モチベーションアップや別の糸口を見つけるのに役立たせる。

こう考えてみると、「無」内定式を開催する意義は結構あるように思う。