現代社会を生き抜く術を考える

考察と日記を織り交ぜたブログです。

「スクールカースト」が示す真理

大学には「スクールカースト」というものはないけど、中学高校には確かにある。

私の場合、高校は進学校だったため露骨な階層はなかったが、中学ではあったような気がする。

さて、私は果たしてどの階層に属していたのだろうか。おそらく、私自身はどの階層にも所属していなくて、完全にハブられていたんじゃないかと思う。

そんな私が中学卒業から10年近く経って思うのは、スクールカーストで上位にいる人たちというのは、社会で上手くやっていくために必要な能力を備えていて、下位にいる人たちはそのような能力が劣っているということ。

当時の同級生と連絡を取り合っているわけでもないから、カースト上位/下位の人たちが今何をしているのかは全く分からない。でも、今振り返るとやっぱり上位の人たちというのは、「社会人基礎力」的なものを既に獲得していて、仮に中卒で社会に出たとしても普通に仕事をやっていけそうな人ばかりだった気がする。

まあ、身も蓋もないことではあるけど、こう考えると遅くても中学生の時点で、人がどんな人生を送るのかが決定されているのではと思ってしまう。

では、カーストに所属することがなかったために上位でもなく、下位でもなかった私はどうなるのか。

スクールカースト」を「社会」に置き換えて考えてみると、私は社会に属することすら出来ないんじゃないか。

土曜の朝、ふとそんなことを考えてしまった。