私は20歳になってから約4年間、学生納付特例制度を使って国民年金の支払いを猶予してもらっている。
普通大学に入学するのは18歳頃だから、4年間も特例制度を使うことはあるのか?と思われるかもしれないけど、そこは察してほしい。
というわけで、40カ月以上国民年金を追納しなければならない。1月あたり16000円ほどかかるから、少なくとも総額64万以上にもなる。
追納は10年後までできるようになっているので、そこまで焦る必要もない。でも着々と猶予がなくなりつつあるのも事実だ。
本来であれば働きながら少しずつ追納していく人がほとんどだろう。私もそんな感じで払って行こうと思っていたが、今思わぬ壁が立ちはだかっている。
それは、「卒業まであと半年にもかかわらず就職内定がない」ということ。このままいけば来年春からは定職に就いていない状態になるが、そんな状態で国民年金を支払うのは難しい。
それに私には、奨学金の支払いも待っている。収入がない中、国民年金と奨学金で年間数十万円ものお金が吹っ飛んでしまうようだと、貯金はどんどん減っていってしまうだろう。
もちろん、国民年金にも奨学金にも、支払いを猶予してもらえる制度があることは知っている。でも私はよほど切羽詰まった状態にならなければ、あまりその手の制度を使いたくないというのが本音だ。
年金や奨学金はいつかは支払わなければならないものだ。そう考えると、なるべく早く払っておきたいと考えるのが人間の性ではなかろうか。
まあ、追納をどうするかはまだ結論が出ていない。就職できたらすぐにでも払おうと思うが、出来なかったら延期するしかないかな。