今日、国民年金を支払ってきた。半年分だったから、ざっと10万円ほど。
奨学金をかかえる大学生(内定ゼロ)にとって、10万円という金額は非常に重い。
10万円があれば旅行に行ったり、カメラを買ったり、スマートフォンを買ったり色々できるのに、今回はその10万円を、60歳以降貰える(であろう)年金のために使った。
そもそも私が60歳以降まで生き続けているのかどうかは全く分からないが、それでも年金は払わざるを得ない。
なぜなら、年金は「保険」のようなものだから。起きるか分からないことに対して備えておくために必要なのが保険だ。
生命保険も医療保険も自動車保険も、「万が一」に備えるためのもの。年金も、同じような性質がある。
年を取り続けてさえいれば誰でも老人になるから分かりにくいけど、そういうもんなんだ。
老人まで生きなかったら損になるとか、そんな話は的外れだってこと。
年金は保険だからこそ、私はお金がなくても年金を払っているし、払わなければいけないと思っている。