現代社会を生き抜く術を考える

考察と日記を織り交ぜたブログです。

持つ者と、持たざる者

今日は、大学の理系学部があるキャンパスへ行ってきた。文系学部の私にはあまり縁がない場所で、これまで数回程度しか行ったことがない。

そのキャンパスの図書館に久々に行ってみようと思い、足を運んでみた。

昨年以降新型コロナウイルスの影響で他学部生の入構制限が続いていたが、いつの間にか制限は終わっていたようだ。

図書館に行くと、PCを前に何かに取り組んでいる人がそこそこいる。面白そうな本はないかと探してみるが、建築・化学・物理など、私には一ミリも分からない分野の本ばかりが並んでいる。

この図書館で勉強をしている人たちは、おそらくほとんどが理系学部の学生だろう。皆自分の専門分野を持っていて、研究室に所属し、日々研究に取り組んでいるのだと思う。

私は、そんな学生が羨ましくて仕方がない。なぜなら私には専門分野など何もないし、卒業論文すら書かないまま大学を卒業することになってしまったからだ。

同じ学生なのに、私と図書館で勉強する彼らとでは、大きな溝が生まれているように思えた。