今日、若干ショッキングな出来事があった。
数日ほど前私は、大学生協から購買で使える引換券(3000円分)を貰っていた。
その引換券は使用期限が間近に迫っているので、さっさと使ってしまおうと思い、食べ物やペットボトルの水などを買った。
そして今日、私はいつもの如くカラオケへと出かけた。カラオケでは水が必要になると思い、先日購買で買ったペットボトルの水を持っていった。
カラオケが終わるまでは何事もなかった。問題はここからである。
カラオケが終わった後、所用があったので私はとあるお店へと寄った。すると、何やら自分の身体の辺りから水がこぼれているような、変な感覚がする。
リュックを見てみると、なんと水がしたたり落ちている。まるで雨に濡れたかのようにカバンがびしょ濡れになっていたのだ。
驚いた私はとりあえずトイレへ駆け込んだ。リュックをしっかり確認してみると、なんと持ってきたペットボトルから水がこぼれているではないか。
キャップはきちんと締めたはずなのに、なぜか水がこぼれている。何らかの理由でボトルが歪んでしまったのだろうか。
リュックに大事な書類などはなかったし、財布は別の場所に入れていたのでお金やICカードなどに被害はなかった。
しかし、リュックの中には「モバイルバッテリー」も入っていた。2年ほど前に約3千円で買ったもので、先週旅に出た際に念のためリュックの中に入れていた。
そのモバイルバッテリーは、水をもろにくらっていた。家に帰ってUSBで充電してみたり、スマホの充電をしようと試みてみたが、ダメだった。
3000円ほどしたモバイルバッテリーは、あっけなく壊れてしまったようだ。
さて、今日の出来事を整理する。
私は3000円分の引換券を使って水(や食べ物)を買ったが、その水がリュックの中でこぼれ出した為に、3000円するモバイルバッテリーを壊してしまったのだ。
つまり、頂いた3000円を使って自分が持っていた3000円を失ってしまったということだ。プラマイゼロだと思えるかもしれないが、新しいモバイルバッテリーを買ったり、リュックを乾かしたりする手間を考えると、損したと言わざるを得ないだろう。
まさに、「タダより高いものはない」。これを実感した1日だった。