あと2時間ちょっとで、2021年が終わる。
今年を一言でまとめるならば、私は「ろくでもない一年」と答えたい。
就職活動の失敗を中心に、暗い出来事ばかりが続いた。明るい出来事はほとんどなかった。
今年は、とりわけはっきりと「不幸」と言える出来事はなかったが、一年中頭の中に暗雲が立ち込めているような状態だった。
将来に対する絶望感も強かったし、「この世から消えたい」と思い続ける日々もあった。
そしてこの絶望感は、今年が終わっても消えることは決してない。むしろ、増幅される可能性の方が高い。
おそらく私が年を取っていくにつれて、私の頭の中を覆う絶望感と、屈辱感、劣等感といった感情は、より大きくなっていき、私の自己肯定感を下げ、人生に対するモチベーションを引き下げることだろう。
そのような意味では、今年はある意味「悲劇の序章」と言えるような一年なのかもしれない。そう考えると、今年程度で「ろくでもない一年」と言わない方が良いのだろうか。
来年は、いったいどうなるか。就職内定を得ることはできるだろうか。誰かと友達になったり、仲良くしたりすることはできるのだろうか。
そろそろ、タイムリミットも近い。10代後半の頃とは訳が違うのだ。
来年は、せめて今年より良い出来事が多い年になればと思わずにはいられない。