現代社会を生き抜く術を考える

考察と日記を織り交ぜたブログです。

試験勉強のストラテジー:ぼっちでも単位を奪取する手法

今回はぼっちが単位を取るための手法を解説する。ただし筆者は文系なので、この手法が理系の専門科目でも通用するかどうかは不明確であるためあしからず。

 よくインターネット掲示板などでは「ぼっちは単位を取れない」などと書かれることが多い。

このような風評の一方で今まで学内で1人も友達ができなかった私は基本的に単位を落としたことはなく、「ある程度」順調に単位を取得できている。*1

今回は文系のぼっち学生が単位を取るために効果的な手法を説明する。

単位奪取手法その1:授業に休まず出席し、熱心にノートを取る

この方法は最も効果的であると思う。基本的に「エグ単」とされている授業でなければほぼ確実に単位を取れるだろう。*2

たとえ出席点がない授業でもしっかりと授業に出ることが大切だ。だが全ての授業に出る必要はなく、1~3回程度の欠席であればリカバリーが可能であることが多い。

授業中はノートを取ることが重要、ノートに書く内容は黒板やスライドに書かれている内容だけでなく、教員が話している内容で特に重要だと思うものも書いておくと試験で役立つかもしれない。

 

単位奪取手法その2:授業に出ず、独学する

この方法は独学がしやすい授業に当てはまる。大学の授業は大まかに教員が自身の研究経験などから導き出した考えや理論などを説明するタイプの授業と、中学高校の授業のように、教員によって教える内容に特に差がないようなタイプの授業に分けられる。

前者のタイプは独学には向かないが、後者の場合独学だけで単位を取れる場合がある。

後者に当てはまる授業がどのような授業であるかは大学によって異なるが、微積(高校の数Ⅲレベルの内容を扱うような科目)、統計学(高校数学の応用レベルの難易度のもの)、簿記などの授業が比較的効果的だと考える。

独学というのは人を選ぶので、独学が苦手な人にはおすすめしない。

授業の予習、復習は必要?

予習が必要かどうかは授業の内容によって異なる。少なくとも文系科目であれば予習をせずとも容易に授業内容を理解できるのではないかと思う。

だが復習は大変重要である、期末試験期間だけ勉強すれば良いと考えている人もいるかもしれないが、試験に関する情報を入手しずらいぼっちの場合早くから勉強を進めることをおすすめする。

復習をする際は教科書やノートなどを用意した上で授業で学んだ事柄を何も見ずに書くことができるか試すのが良い、特に「持ち込み不可」で論述問題が出る試験の場合はこの方法が有効だ。

 

単位を取るために「過去問」は必要なのか?

過去問についてはまた別の記事でも説明する予定だが、今回は単位を取る際の過去問の重要性について述べたいと思う。

結論から言うと、過去問はそれほど重要ではなく、過去問がなくても単位を取ることは十分可能である。

もちろん過去問があった方が単位取得に有利なのは言うまでもないが、きちんと授業に出席し、内容を理解していれば過去問がなくとも容易に単位を獲得することができるので、神経質になる必要はない。*3

 

結論:真面目に取り組んでいれば無問題

これから大学へ進学する人の中には大学の勉強がどれだけ難しいのかと恐怖におびえている人もいるかもしれないが、少なくとも文系に関しては中学高校時代と同様に授業に出席し、勉強をしていれば問題なく単位を取れることは事実だ。

注意してほしい点は、ノートを取ることが重要だという点だ。試験期間になると本格的に試験勉強を始めることになるが、ノートがないと今まで何を勉強してきたのかを復習することができなくなってしまう。学生の中にはスマホのカメラで黒板などを撮影してノート代わりにする人もいるが、私はノートを取ることをおすすめする、その方が記憶に残りやすいからだ。

*1:ただ今まで1つも単位を落とさなかったわけではなく、途中でやる気がなくなり授業に一切出なくなった科目をいくつか落としたことはある。

*2:エグ単・・・単位を取得する難易度が極めて高い授業のこと。「楽単」の対義語。

*3:そもそも過去問を求める学生というのは授業にほとんど出席せず、それでいてかつ授業内容に関する勉強も怠っている学生が多い。読者の中にはそのような学生が過去問を使って難なく試験を突破してしまうことに関して不満を持つ人もいるかもしれないが、それ自体はどうしようもない。教員によっては毎年異なる問題を出題するなどして過去問だけでは簡単に試験を攻略できないよう工夫している人もいるが、中には毎年全く同じ問題を出題している人も存在する。