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大学での成績評価:成績の決め方はどうなっている?

この記事では大学における成績評価方法について説明しています。

 大学を卒業するためには一定の数以上の「単位」を得る必要がある。単位というのははっきりしているもので、どんなに不真面目な学生でも単位さえ取れていれば卒業できるが、どんなに真面目な学生でも単位が足りていなければ卒業することはできないのである。

今回は大学の授業で単位を取る上で重要な成績評価について述べる。

成績評価パターンその1:出席必須、テストあり

このパターンはいわゆる「語学」の授業に多い。この手の授業は出席の重要性が大変高く、一定回数以上(授業によって異なるが、3,4回程度であることが多い)授業を欠席するとどんなにテストで高得点を取ろうとも単位を取得することはできない。

その代わりテストの重要性は低いため、それほど勉強をしなくても容易に単位を取れる。

語学の授業ではテストの他に「プレゼンテーション」、「授業態度」なども成績に含まれることがある。

 

成績評価パターンその2:レポートで成績が決定

このパターンは期末レポートのみで成績が確定するもので、一般教養、必修問わず幅広いタイプの授業に多い。レポートの難易度は授業によって異なるが、執筆のための時間が1か月以上与えられていることがほとんどなので、計画的に書けば時間が足りなくなることは少ない。(筆者は文系なので、理系科目のレポートについては分からない)このような授業の場合出席は取らないことが多いが、授業で取り上げたことを理解していないとレポートを書くのに苦労することがあるため、サボることはおすすめしない。

 

成績評価パターンその3:期末試験で成績が決定

このパターンに当てはまる授業が最も多い、主に期末試験の成績で単位が得られるかどうかが決まる。授業によって試験の様相は大きく異なるが、中には授業にほとんど出席しなくても試験を突破できるものもある。*1

とはいうものの、基本的には授業にある程度出席しないと試験を解くのは容易ではないため、絶対的な自信がない限りは授業に出ておくことをおすすめする。

 

成績評価パターンその4:色々ごちゃまぜ

試験、レポート、出席点などさまざまな点から成績を評価するというパターンである。

テスト対策だけでなくレポートの執筆もしなければならないため負担がやや大きいが、試験で多少失敗しても即落単にはならないという点で精神的に楽だと言える。

場合によっては中間テストを実施する科目もある、テストを受ける回数が増えるため面倒だと思う人もいるかもしれないが、期末一発の場合と比べて精神的には楽である。

 

*1:たとえば、授業のスライドをインターネットから閲覧できる場合、参考書などで独学が可能な場合(簿記など)、いわゆる「楽単」と言われる科目の場合など