「Kaggle」というサイトで簡単に機械学習に関する事柄を学べる機能を紹介する。
Kaggleとは?
KaggleはGoogleが運営しているサービスである。
機械学習や深層学習などの技術を用いてさまざまなデータを分析するコンペティションに参加したり、データ分析手法などについて他のユーザーと情報交換ができる。
コンペティションは世界中の企業や研究機関が開催しており、優れた成績を収めると賞金を獲得することもできる。
Kaggleには「Courses」と呼ばれる機能がある
Kaggleは機械学習コンペティションに取り組むことがメインのサービスではあるが、初心者におすすめの「Courses」という機能も大変使い勝手が良い。
Coursesで学べること
Coursesでは、データ分析に使われるPythonの文法、データセットを扱う場合に不可欠となるPandas、ランダムフォレストやXGBoostといった機械学習の手法、自然言語処理や深層学習の基礎などを学習できる。
Kaggleでコンペに参加したいと考えている初心者が気軽に勉強を始めることができる。
Kaggleのアカウントさえ持っていれば誰でも学習ができ、料金は一切かからない。
※日本語には対応していない
Kaggleは英語がスタンダードであり、コンペティションの説明、ユーザー同士の議論は全て英語で行われている。
Coursesにおいても説明事項は全て英語で記述されているため、英語を読むことが苦手な人は残念ながら利用が難しい。
おすすめの講座
ここではCoursesで受講できる筆者おすすめの講座を紹介したい。
①Intro to Machine Learning
実際のソースコードを見ながら、基本的な機械学習の手法を学ぶことができる。
Pythonの文法がある程度分かっていれば気軽に取り組める内容であり、機械学習を勉強したいけど何から始めたら良いか分からないという人におすすめである。
②Python
Pythonの文法を復習できる。リストや辞書型、forループなどデータ分析で使うことが多い点を見直すことができるので、Python文法に不安がある人におすすめ。
③Pandas
テーブルデータを扱う際に必須となるPandasの使い方を勉強できる。
Pandasの主要な機能の使い方を覚えて、よりスムーズに使えるようになりたいという人におすすめ。