現代社会を生き抜く術を考える

考察と日記を織り交ぜたブログです。

授業での座る場所:ぼっちはどこに座れば良いのか?

大学は中学高校とは異なり、ほとんどの授業で自分の好きな席に座ることができる。ここで1つの問題が生じる、それは「ぼっちはどこに座るべきなのか」というものである。今回は私の経験をもとに、ぼっちにおすすめの席を紹介する。

 

ぼっちにおすすめの席その1:前側の席

大学の規模が大きいものであればあるほど、履修する学生の数が多いため授業は数百人を収容する大教室で行われることが多い。

大教室の場合、大学のレベルや授業の難易度によって異なる面があるが、一般的に「後ろの席に行くほど不真面目な人が多い」と考えるべきである、特に出席を取る授業の場合は顕著に後ろの席の治安が悪くなりがちだ。*1

そこで大学ぼっちには、比較的治安のよい前側の席をおすすめする、前側であると教員から目を付けられるのではと心配する人もいるかもしれないが、基本的に教員は一方通行で話をすることが多いため特に心配する必要はないし、教員の中には長年の経験からコミュニケーション能力の低そうな学生を判別することができる人も多いため、話しかけるとしても大学ぼっちが狙われる可能性は低いだろう。(ただし教員が積極的に学生に意見を求めるタイプの授業の場合は別)

ただ前側の席にもデメリットがある、それは「首が疲れる」という点だ。スライドや板書を見てノートなどにメモする際には頻繁に首を上下しなければならないためである、また前側の端っこの席の場合、黒板が見えにくくなることもあるため、注意が必要だ。

大学ぼっちにおすすめの席その2:一番後ろの席

先ほど、「後ろの席は治安が悪い」と書いたが、それは全ての授業に当てはまるわけではない。

私の経験から思うに、後ろの席の治安が悪くなりやすい授業は、いわゆる「楽単」とされる授業や出席が重視されている授業である。*2

これらの場合比較的学習に対するモチベーションが低い学生が紛れ込みやすく、たいていの場合彼らは教員から距離の離れた後ろ側の席を好むため、結果として後ろの席は治安が悪くなりやすい。*3

だが「楽単」とされていない授業や出席を取らない授業の場合、後ろの席でも治安が良いことがある。

このような授業の場合は前側よりもむしろ後ろ側の席の方が周りの学生の視線を気にすることなくのびのびと授業を受けることができる。

後ろ側の席のデメリットは、黒板やスライドの文字が見えにくくなる点である。視力が弱い学生の場合は文字を読み取るのに苦労するかもしれない。

 

結論:とりあえず前側の席に座るのが良い

基本的にどの授業でも前側であれば快適に授業を受けることができるし、黒板やスライドに書かれている文字もはっきり認識することができる。

だが後ろからの視線が気になる、首が痛くなるなどの理由で前側の席が嫌だという人は

何回か授業に出てみて、後ろ側の席でも問題なさそうだと思ったら後ろ側に移動するのが良いだろう。

*1:ここで言う「治安が悪い」というのは何も犯罪が多発しているという意味ではない。授業中私語やゲームなど授業と関係のない行為を行う学生が多く、集中力を削がれる可能性が高いという意味である。だが学生の中には公然と窃盗を始めとする犯罪行為を行う者が存在する可能性もあるため、犯罪と無縁であるとは言えない。

*2:「楽単」とは、単位を楽に取得することができる授業のことを指す。単位の取得を最優先事項としている学生は授業が「楽単」であることを非常に重視するため、「楽単」として有名な授業は履修希望者が多くなることが多い。学生たちはサークルなどの場でどの授業が「楽単」なのかに関する情報を他の学生から仕入れることが多いが、最近ではインターネットでも情報収集ができる場合もある。

*3:「楽単」の中には、授業に一切出なくとも容易に単位を取得できる、いわば「究極の楽単」が存在する。そのような授業の場合そもそも授業で取り上げる事柄に純粋に興味のある学生しか授業に出席しないので、「楽単」であるにも関わらず治安が比較的良い場合がある。