緊急事態宣言が久々に解除されたということもあり、世の中には日常が戻りつつあるようだ。一昨年から友達ゼロで人との関わりがない私にとってはほとんど変化がないのだが、1つ変化があるとすれば最近旅行に行きたい欲が出てきていることくらいか。
そうは言っても、来年春以降の進路が決まっていない状態はまだ続いているので、こんな状態で旅行をするのも難しい。
さて、私は卒業単位を取り切ったので大学に行くことがほとんどないわけだけど、用があってたまに訪れることはある。
まだ一部の授業がオンライン授業となっているので、キャンパスの混雑具合はコロナ前よりはマシになっているが、それでも昨年の春、夏頃と比べると随分人が増えたような気がする。
昨年夏はよくキャンパスに散歩に出かけていたが、本当に人がほとんどいなかった。
おそらく、授業がほぼ全てオンラインだったことに加え、スポーツ系部活の活動が停止していたことが理由だと思う。
今は部活動は再開しているし、対面で行われる授業も増えているから、学生数は相当増えている。
普通の学生や大学からしたら、キャンパスに活気が戻ってくるというのは喜ばしいことなんだと思う。でも、私はあの静かなキャンパスが懐かしくてならない。
コロナ禍のような感染症の大規模流行は100年に1度ほどの周期で起きている。ひょっとしたら、あそこまで静かなキャンパスを見られるのはもう未来永劫ないのかもしれないなあと思った。