大学新入生について。
早くも4月は下旬に入り、もうすぐゴールデンウィークという頃合いになってきた。
通常通りであれば春休み以来となる3日以上の連休に突入し、春学期の疲れを癒すことができる。
だが今年に関してはこれは当てはまらない。
ご存知の通りCovid-19流行により日本国内の多くの大学では春学期の授業開始日が遅れたり、授業をオンラインで実施することを決定しており、東京大学などの大学では既にオンラインでの授業がスタートしている。
既に大学へ入学してから1年以上が経過している学生であればそれほど混乱はないのではないかと思われるが、まだ大学に入学して1か月も経っていない新入生の場合、どうすれば良いかと悩んでいる人も多いだろう。
とりわけ大学ぼっちは情報を得ることが難しく、途方に暮れている人もいるかもしれない。
この記事では特に大学に友達がいない新入生に向けて、今この時期何をすべきかを話していきたいと思う。
①履修登録や授業についての情報を収集する
新入生が苦労する点の1つに履修登録が挙げられるだろう、本来であれば大学でガイダンス等が行われるが、今年は行われていないことも多い。
このような状況で新入生はインターネットを用いて情報収集を行う必要がある。
最も有効なのは大学のホームページを参照することである、大学によっては分かりにくいサイトになっている大学もあるが、焦らずじっくりと調べてほしい。
分からないことがある際は恥ずかしがらず大学に直接聞いてみることをおすすめする。
大学によってはキャンパスが閉鎖されている所もあるが、そのような場合はインターネット経由で大学学事に連絡ができるようになっていることもあるため、よく調べて解決策を見つけることが大事だ。
②自分の経済状況に関わる情報を収集する
大学に通うにはお金が必要である、潤沢な資金があるのであればそれほど問題はないだろうが、人によっては経済状況が悪いという場合も考えられる。
そのような人はぜひ大学ホームページで奨学金等について調べることが重要である。
奨学金というと著しく成績が良い人しかもらえないと考える人もいるかもしれないが、経済状況等も加味されるため申し込めるものがあれば迷わず申し込んでおくのが賢明だ。
大学によってはCovid-19流行に対応した学生への給付金支給を検討しているところもあるため、新しい情報がないか頻繫に確認することをおすすめする。
③大学で勉強することをある程度調べておく
4月下旬~5月中旬ごろには大学で授業が開始されるだろう。
大学1年生の授業はそれほど難易度は高くないことが多く、大学教員も学生が1年生であることを多少考慮してくれる人も多いため過剰に心配する必要はない。
だが自分が履修する予定の科目で何を取り上げるのかなどについて、シラバスや教科書を使って調べておくことはある程度求められるだろう。
特に数学を使わずに大学へ入った学生の中には大学での数学を活用する授業(微積分、統計学など)に苦戦する傾向があるため、不安がある人は予習をしてみるのも良いかもしれない。
④(興味がある人は)サークルや学生団体について調べる
サークルに入るつもりがない学生にはほとんど関係がないが、サークルや学生団体で活動したいと思っている学生はネットで情報収集をするのも良いだろう。
オンラインでの説明を受けられるサークルや団体もあるため、自宅からでも気軽に参加可能だ。
ツイッターを始めとするSNSでサークルや団体が情報を発信していることが多いので、興味がある人は検索してみてはいかがだろうか。
(番外)自分が興味を持っていることを探してみる
大学での期間は自分がさまざまな事柄を自由に勉強できる貴重な期間である。
今までにないことばかりで頭がいっぱいいっぱいになっている新入生も多いかと思うが、落ち着いたらインターネットや図書館、大学の授業等で自分が興味を持てそうなことは何なのかを探してみるのも面白いと思う。