現代社会を生き抜く術を考える

考察と日記を織り交ぜたブログです。

大学には「人間味」がない

今まで大学内にある色々な機関を利用したり、学事課のようなところで手続きや相談をしたりしたことがあったが、大学という場所には「人間味」がないと思う。

言い換えれば、どこか「お役所」的なところがある。いや、最近の役所というのは民間並みに応対が洗練されている部分もあるから、これは的外れなのか。

人間味がないというのは、何も応対が不愛想だからというわけではない。確かに一部の職員は微妙だが、だいたいの人は最低限の愛想は持ち合わせていると思う。

私が不満だったのは、「学生目線になって接する人が少ない」ということ。

聞かれたことに答えたり、頼まれた仕事をしたりしていれば大学職員としての仕事は事足りる。それは分かるのだが、どうも職員と学生との間に、大きな壁のようなものがある気がしてならない。

学生目線となってともに学生が抱える課題や問題を解決していくというより、学生が聞いた質問に対してただマニュアル通りに答えて、「そろそろよろしいでしょうか?」といった具合に対話が終了してしまうというのは、どうなんだろうか。

職員としての仕事はきちんと遂行しているから良いんだろうけど、私が通う大学の職員の好待遇ぶりを考えると、もっと頑張って欲しいというのが本音だ。

つらつらと職員に対する不満を書いてきたわけだけど、これは一般庶民特有(?)の、「公務員や、準公務員は仕事が適当でけしからん!」といういわば「アンチ公務員(+公務員に立場が近い職業)」的バイアスが働いているからかもしれないから、まあ聞き流す程度にしてほしい。